メカニズムは不明

メカニズムは不明

原因はまだはっきり解明されていません。
加齢による男性ホルモンの分泌の変化が影響していますが、前立腺肥大が起こるメカニズムは不明です。

 

50歳以降の男性は誰でもなる可能性があります。
診断は泌尿器科での検査で簡単に出来ます。
排尿障害の程度や前立腺の大きさを調べ、同じ症状が出る前立腺がんと判別します。

 

メカニズムは不明

 

具体的な検査は問診、尿検査、直腸診、超音波診断、内視鏡検査、血液検査による腫瘍マーカー測定です。
程度を判断する基準として、国際前立腺症状スコアという質問表があります。
尿の勢い、排尿回数、残尿感などを点数化したもので、7点以下なら軽症、20点以上なら重症です。

 

○問診

自覚症状としての排尿障害の程度や、既往歴などを調べます。
既往歴は前立腺がんなどの他の病気と判別するのに使います。

 

○尿検査

尿流量と残尿量の測定やウロフロメトリー検査で、尿の流れ方や量、残尿量を見ます。
排尿障害の程度を数値化します。

 

○直腸診

医師が肛門から指を入れて前立腺に触り、大きさ、硬さ、なめらかさやデコボコなど表面の状態を調べます。

 

○超音波診断

超音波エコー検査で、前立腺の腹側の状態やおよその残尿量を見ます。

 

○内視鏡検査

尿道から内視鏡を入れ、前立腺からの圧迫され具合などを検査します。

 

○血液検査

同じ症状が出る前立腺がんと判別する為、PSA血液検査をします。
前立腺がん腫瘍マーカーとも呼ばれ、測定結果は点数制です。
5点未満は問題無し、100点ならがんが肺など他の臓器に転移しています。

特別な治療はしません。

日常生活で支障が無ければ特別な治療はしません。
頻繁にトイレに行ったり、頻尿で外出しづらくなったり、夜間頻尿などの症状があれば治療が必要です。

 

治療法は大きく分けて薬物療法、手術、民間療法があります。

 

○薬物療法

主な薬は交感神経α1遮断薬、抗アンドロゲン剤、生薬や漢方薬です。
注射薬もあります。

 

○手術

経尿道的前立腺切除術、レーザー照射術、温熱療法、尿道バルーン拡張法、開腹手術があります。

 

○民間療法

漢方薬を使ったりしますが、医学的な根拠が明確ではありません。
薬物療法や手術をせずに民間療法をする場合は、医師に相談しましょう。

 

以下は治療上の注意です。

●治療薬以外の薬を使う時は医師に相談し、服用について指導を受けましょう。
利尿剤、抗コリン剤、抗うつ剤、抗ヒスタミン剤は、急な尿閉などを起こす可能性があります。
●夜間の頻尿が心配で夜、水分を控え気味になります。
控え過ぎると脱水症状が出て、悪化すると腎機能障害を招くケースもあるので、ある程度は摂取しましょう。
●手術後は患部を圧迫する様な運動は控えて安静にしましょう。
こまめに水分を摂取して排尿しましょう。